ファイナンススキームの種類
ファイナンス(資金調達)のスキーム(方式)の主な種類は以下のものがあります。一定の法律知識や専門知識も必要ですので、専門家にご相談されることをお薦めします。当協会でもメールで格安でご相談に対応できるメールコンサルタントを承っております。
1.借入方式
通常の借入による資金調達方法で、最もシンプルな方式です。担保や保証人の有無などの条件も様々です。事業の損益に関わらず返済の義務があります。
2.増資方式
事業主体となる会社の株式を新規発行して、投資家に引き受けてもらう方式です。会社の経営権(株式シェア)に影響がありますが、借入金ではないので返済の義務はありません。また発行する株式の種類によっては、議決権制限付株式や、優先株、劣後株など、経営権への影響を制限する方法も取れます。
3.社債方式
社債は借金の一種ですが、普通社債以外に転換やワラント債などの種類があります。担保付や無担保などの種類もあります。
4.民法上の任意組合方式
出資者全員が契約して無限責任組合員になり、共同で事業を行ないます。 業務の執行を行なう執行組合員を選任して業務を遂行します。 5.商法上の匿名組合方式
出資者が営業者(レッサー)に業務を行なうもので、各出資者と営業者が個別に契約するもので、各出資者間では匿名になります。
6.SPC(特別目的会社)方式
ある事業に限定して出資者全員で期限付きの会社を設立して、 事業が終結したら解散する方式です。 7.LLP(有限責任事業組合)方式
出資者全員が有限責任組合員となり事業を進める組合です。商法改正後の新しい形態です。
8.有限責任投資事業組合方式
出資者全員が有限責任組合員となって、投資組合(ファンド)を設立して投資を行なう形態です。 9.プリセール(前売り)方式
事業者が将来生産・製作する商品を出資者が事前に買い取る方式で、一種の先物投資です。映画やコンサートの前売券などもプリセールの一種です。
10.リース・レバレッジトリース方式
設備、不動産、施設、機材、商品などを投資家が購入して事業者にリースするなどの方式による投資。